|
穴吹学園とオレンブルグ国立大学が姉妹校縁組み 2015年2月19日
協定書に署名する大平穴吹学園専務理事
弊社が毎年、留学生の受け入れでお世話になっている穴吹学園(香川県高松市)と、弊社関係者が日本語教員として赴任していたオレンブルグ国立大学(ロシア連邦オレンブルグ州)が、2月19日、交流協定に調印し、姉妹校になりました。留学生の交換をはじめとする、今後の両地域の交流拡大が期待されます。
協定書に署名するワシレフスキー・オレンブルグ国立大学長
オレンブルグ国立大学は、学生数2万5千人、15学部を設置する、オレンブルグ州最大の総合国立大学で、地域の最高学府として地元の人材育成に重要な役割を担っています。 学内に設けられている日本情報センターが、日本語教育や日本との交流事業に取り組んでいます。同センターでは、社会人から高校生まで約60名の受講生が、日本人教員の指導のもと熱心に日本語を学んでおり、日本に熱い眼差しを向けています。
日本情報センターで日本語を学ぶ若者たち
オレンブルグ市は、ウラル山脈の南端がロシアとカザフスタンの国境に迫るあたり、ウラル地方南部のオレンブルグ州にあります。人口は60万人ほどで、豊富な地下資源とウラル工業地帯の恩恵を受け発展してきました。
ヨーロッパとアジアを結ぶ橋
市内から100qも行けばカザフスタンに入り、市内を流れるウラル川はウラル山脈と同じくヨーロッパとアジアの境界とされています。 このような地理的環境からか、オレンブルグのひとびとはオープンな雰囲気をもっており、特に若者たちの品のよさが強い印象を与えてくれます。
オレンブルグ市の周辺は果てしないステップ草原で地平線が見える
シルクロードを旅する隊商が宿泊した宿泊施設
オレンブルグという都市名は、その由来の一説として、アジアに向けて開かれたロシアの「耳」という意味を持つそうです。 現地の若者の、日本に対する高い関心と熱い思いに応え、四国とオレンブルグ州のあいだの友情がすこやかに育まれてゆくよう努めてまいります。みなさまには、オレンブルグの若者たちに、格別のご厚情をたまわりますよう、なにとぞよろしくお願いいたします。
オレンブルグ側の報道(ロシア語)
|